[第4回]歯周病(歯槽膿漏)とは?〜歯石はなぜ取らないといけないの?〜歯と歯ぐきの境に磨き残し(プラーク)が付着することにより、少し時間がたつとプラークは硬くなり歯石というものになります。これは歯ブラシではとれないため、歯石はどんどん増えていきます。その中から発生する細菌が原因で歯ぐきが赤くなったり、腫れたり、膿が出たり、歯を支える周りの骨が破壊されます。その病気を歯周病(歯槽膿漏)と言います。(右記イラスト参照)歯周病の早期から中期には、歯ぐきの発赤や出血・腫脹以外はどちらかといえば無症状に近いのですが、末期には歯の著しい動揺がみられ、早く治療をしないと抜歯の対象となります。(右記イラスト参照) |
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歯周病を治療するには、きちんとした歯ブラシの種類、方法によりブラッシングをして、磨き残しがつかないようにします。まず周囲の炎症を取り除き、その上で歯石をきれいに除去することです。(下記写真参照) しかし、いくら歯ブラシできれいにしていても、歯石が残ってしまうとまた細菌が発生して再発してしまうので、歯科医院できちんと除去してもらうのが望ましいのです。(下記写真参照) >>[第5回]歯周病になると抜歯なの?に続く |
重症な虫歯や歯周病の歯でも出来うる限り抜かないことを目標に、1本1本の歯に優しい治療を心がけております。
歯だけは大切にしたい。歯の根の治療(根管治療 )、歯周病治療と予防をベースにいつも笑顔で頑張っています。 岡山県高梁市[小野歯科医院]●住所:〒716-0039 岡山県高梁市旭町1316 ●電話:(0866)22-6333 |